オリーブオイルを購入する際によく見かける“ヴァージンオイル”という文字。いつもなんとなく認識しているけども、実はその本当の定義をしっかりと把握している人は少ないのではありませんか? 今回はオイルの分類に登場する“ヴァージンオイル”というものを見つめなおしてみます。
ヴァージンオイルの定義
ヴァージンオイルとは、果実などから抽出した油を科学的な処理をせずに、そのままの状態で商品化したオイルを指します。ちなみに、エキストラヴァージンオイルは、ヴァージンオイルの中でも特に厳しい審査を受けた、酸度1%以下のものの総称です。
ヴァージンオイルでないオイルとは?
では逆にヴァージンオイルではないオイルにはどんな処理がされているのでしょうか? 例えば、食用オイルであれば、加熱する高温精製や酸化防止剤の添加。美容オイルでは臭いを抑える脱臭、色味を整える漂白などの処理が考えられます。これらによって起こる成分変化などはわずかなものとされていますが、やはり健康のことを考えると、科学的な処理が加えられていないナチュラルなヴァージンオイルを選びたくなりますね。
いかがでしたか? 普段何気なく見ている“ヴァージンオイル”も掘り下げてみるとこんなにしっかりとした定義があるんですね。これからももっとオイルに詳しくなって、食事に美容にと活用しましょう!