美容オイルを使ったスキンケアやヘアケアをしている女性が増えていますね。肌トラブルの改善や保湿効果などが期待できる美容オイルは、いいこと尽くめのアイテムとして大人気ですが、ちょっと待ってください!
その効果をきちんと発揮させるためには覚えておきたいことがあります。それが、美容オイルの使用期限と保存方法です。今回は、使用するために知っておきたい美容オイルの使用期限と保存方法について、ご紹介します。
美容オイルの使用期限
まず、美容オイルの使用期限はどのように決まるのでしょうか。
美容オイルの劣化の原因は、酸化にあります。酸化してしまった美容オイルは、お肌につけるとかえって肌トラブルの原因になってしまいますので、使用できません。つまり、美容オイルに記してある使用期限は、オイルが酸化してしまう手前までということです。
おおよそ美容オイルの使用期限は、1~3カ月程度に設定されています。後ほど詳しくお教えしますが、オイルの種類により、酸化しやすいものと酸化しにくいものがあるので、これだけの差があるのです。
他のスキンケアアイテムと同様ですが、美容オイルも一度開封したらできるだけ早めに使い切るのが一番ですね!
美容オイルの保存方法
では、美容オイルを保存する場合、どんな保存方法が良いのでしょうか? これも、酸化しないように保存するのが正解です。
たいていの美容オイルは、遮光性のあるボトルに入っていますが、念のため、直射日光の当たらない場所に置きましょう。また、特に酸化しやすいオイルは常温ではなく、冷蔵庫で保存するのがベストです! ではいよいよ、酸化しやすいオイルと酸化しにくいオイルについて見ていきましょう。
酸化しやすいオイルとしにくいオイル
酸化しにくい美容オイル
酸化しにくいといわれている美容オイルには、以下のものがあります。
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- オリーブオイル
- マカダミアナッツオイル
- スクワランオイルなど
これらは常温、直射日光の当たらない環境で2~3カ月程度保存可能です。
酸化しやすい美容オイル
一方、酸化しやすいのは以下の美容オイルです。
- ローズヒップオイル
- グレープシードオイル
- 馬油など
これらは冷蔵庫で保存しても1~2カ月程度で使い切りましょう。さらに、これら酸化しやすい美容オイルは使い方にもちょっとした気配りが必要です。
酸化しやすい美容オイルの使い方
酸化しやすい美容オイルを使うときに、できれば注意したいこと、それは朝は使用せず、夜のスキンケアのみに取り入れることです。
というのも、これらのオイルは、紫外線に当たっただけで酸化してしまう性質を持っています。朝スキンケアに使って、その成分が紫外線により酸化してしまうと、肌のシミやくすみといった肌トラブルを誘発してしまう可能性があるわけです。
というわけで、ローズヒップオイル、グレープシードオイル、馬油などを使いたい方は注意してくださいね。
また、酸化しやすい美容オイルを利用する際には、美容オイル単品で購入するのではなく、これらのオイルが配合されているアイテムを利用するというのもよい方法です。
シャンプーやアウトバストリートメント、スキンケアアイテム、ボディクリームなど、ローズヒップオイル、グレープシードオイル、馬油などを配合したアイテムって、意外と多いんです。美容オイルとして利用するよりも扱いや保管が楽ちんなので、おすすめですよ。
使う前にまずは使用期限の確認を
オイル美容法を始める前に、ぜひお手持ちの美容オイルの性質や使用期限をチェックしてください。美容オイルは、人によって好みがありますが、初心者の方はできるだけ酸化しにくいものを選ぶとよいでしょう。
また、使用期限を過ぎてしまったオイルは、お肌には使えません。期限内に使うように心がけたいですね。